記者の一日
久々の更新。たまには、記者を目指す人向けに、少しは参考になるものを書き残そうと思う。今回は、若手記者が一日をどう過ごしているかについて、よくあるケースを紹介する。
朝は、7時ごろに起きる。8時から9時にかけ、出社したり担当の警察署などに行き、朝までに何か動きがなかったかを調べたり、朝刊各紙を確認したりする。
午前中は「警電」で事件・事故の発生を警戒するほか、前日までに予定していた取材をする。夕刊に原稿を出す場合は、事前に書いておいた「予定稿」の仕上げと確認を行う。いわゆる発生モノを除き、夕刊用の原稿はあらかじめ書き、デスクと出稿調整をすることが原則となる。早めに連絡しておけば、扱いを大きくしてくれることがある。また、この時間帯に朝刊の出稿予定をデスクに伝えておく。
昼食は午後1時から2時にかけてとることが多い。基本的に食事は簡潔にする。
午後は、予定していた取材をこなしたり、警察署や官公庁、住民らを回って情報を探す。雑談の中からとびきりのネタが見つかることは少なくない。合間を縫って、最終的な出稿予定を連絡する。
会社に戻るのは夕方で、原稿執筆に取りかかる。朝刊だけでなく、翌日以降の夕刊用原稿も準備。
夜は、その日の仕事を終えたら自由になる。帰宅するもよし、夕食をゆっくり楽しむもよし、会社で話を盛り上げてもよし、取材先と酒を楽しむもよし。
ただ、警察担当は朝刊の締め切りまで発生モノを警戒したり、「夜討ち」であらかじめ仕入れておいた情報を警察幹部に当てたりすることになる。この時間帯で警察関連の「~であることが分かった」という記事が生まれることが多いが、ここでも予定稿を準備しデスクと話を固めておくことが鉄則。これは、政治・経済などにもほぼ同じ。
眠りについても、油断はできない。午前3時に届く他社の紙面で「抜かれ」があったら、すぐにたたき起こされる。どう追い掛けるか、抜き返すかを話し合いながら、夜明けを迎える。そして、また一日が始まる。
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